マヴィレット基本製品情報

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薬物動態

1.血中濃度

(1)単回投与(外国人データ)12)

健康成人にマヴィレット®(300mg/120mg)を単回経口投与したときの薬物動態パラメータを下表に示す。

健康成人における単回投与時のグレカプレビル及びピブレンタスビルの薬物動態パラメータ

パラメータ グレカプレビル ピブレンタスビル
Cmax(ng/mL) 294(78) 116(60)
tmax(h) 3.0(1.5 - 5.0) 4.0(2.0 - 5.0)
t1/2(h) 6.0(24) 13.3(9)
AUC(ng・h/mL) 1,150(69) 960(64)

Cmax、AUC:幾何平均(CV%)、tmax:中央値(範囲)、t1/2:調和平均(疑似CV%)

(2)反復投与(日本人データ)13)

健康成人に食後にグレカプレビル300mg又はピブレンタスビル120mgを1日1回、7日間反復経口投与し、引き続きグレカプレビル300mg及びピブレンタスビル120mgを1日1回、7日間反復経口投与したときの薬物動態パラメータを下表に示す。

健康成人における反復経口投与14日目のグレカプレビル及びピブレンタスビルの薬物動態パラメータ

パラメータ グレカプレビル ピブレンタスビル
Cmax(ng/mL) 1,390(81) 281(30)
tmax(h) 4.0(2.0 - 5.0) 5.0(3.0 - 6.0)
t1/2(h) 6.53(18) 24.6(22)
C24(ng/mL) 4.86(75) 25.4(49)
AUC24(ng・h/mL) 3,930(63) 1,870(37)

Cmax、C24 及びAUC24:幾何平均(CV%)、tmax:中央値(範囲)、t1/2:調和平均(疑似CV%)

(3)食事の影響(外国人データ)12)

健康成人にマヴィレット®(300mg/120mg)を単回経口投与し、グレカプレビル及びピブレンタスビルの吸収に及ぼす食事の影響を検討した。食事摂取によりグレカプレビル及びピブレンタスビルの曝露量は増加した。

健康成人における空腹時投与に対する中脂肪及び高脂肪食後の薬物動態パラメータ

  Cmax AUC
グレカプレビル
中脂肪食 3.16(2.58, 3.87) 2.63(2.18, 3.17)
高脂肪食 2.14(1.75, 2.62) 1.83(1.52, 2.21)
ピブレンタスビル
中脂肪食 1.90(1.49, 2.41) 1.40(1.11, 1.78)
高脂肪食 2.05(1.60, 2.62) 1.53(1.20, 1.95)

幾何平均比(90%信頼区間)

(4)C型慢性肝炎患者とC型代償性肝硬変患者での薬物動態14)

マヴィレット®(300mg/120mg)を1日1回、C型慢性肝炎患者に8週間又はC型代償性肝硬変患者に12週間投与した。
C型慢性肝炎患者332例を対象とした母集団薬物動態解析により推定したところ、慢性肝炎患者におけるグレカプレビルの定常状態曝露量Cmax, SS 及びAUC24, SS はそれぞれ1,170ng/mL及び11,600ng・h/mLであり、ピブレンタスビルではそれぞれ165ng/mL 及び2,560ng・h/mLであった。慢性肝炎患者と比較し、代償性肝硬変患者におけるグレカプレビルのAUC24, SS は160%高かったが、ピブレンタスビルのAUC24, SS は21%以下の差であった。

(5)肝機能障害患者(外国人データ)15)

HCV非感染の肝機能正常被験者と比較し、軽度肝機能障害患者(Child-Pugh分類A)においてグレカプレビル及びピブレンタスビル単回経口投与後のグレカプレビルのAUCは1.33倍になり、中等度肝機能障害患者(Child-Pugh分類B)で2倍になり、重度肝機能障害患者(Child-Pugh分類C)では11倍となった。
軽度肝機能障害患者においてピブレンタスビルのAUCの増加は0.80倍未満であり、中等度肝機能障害患者で1.26倍であり、重度肝機能障害患者では2.14倍であった。

肝機能正常被験者に対する肝機能障害被験者の薬物動態パラメータ比

肝機能障害の程度 パラメータ グレカプレビル ピブレンタスビル
軽 度
(Child-Pugh分類A)
Cmax 1.01(0.38, 2.70) 0.84(0.58, 1.21)
AUC 1.33(0.49, 3.58) 0.80(0.48, 1.36)
中等度
(Child-Pugh分類B)
Cmax 1.38(0.53, 3.59) 1.26(0.85, 1.86)
AUC 2.00(0.76, 5.25) 1.26(0.73, 2.16)
重 度
(Child-Pugh分類C)
Cmax 4.78(1.75, 13.0) 0.59(0.41, 0.85)
AUC 11.1(4.03, 30.8) 2.14(1.28, 3.58)

幾何平均比(90%信頼区間)

(6)腎機能障害患者(外国人データ)16)

HCV非感染の腎機能正常被験者と比較し、軽度(eGFR:60〜89mL/min/1.73m2)、中等度(eGFR:30〜59mL/min/1.73m2)、重度(eGFR:15〜29mL/min/1.73m2)又は透析を要する末期腎不全(eGFR:<15mL/min/1.73m2)患者において、グレカプレビル及びピブレンタスビル単回経口投与後のグレカプレビル及びピブレンタスビルの曝露量は56%以下の増加率を示した。末期腎不全におけるグレカプレビル及びピブレンタスビルの曝露量に及ぼす透析の影響は18%以下の差であった。

腎機能正常被験者に対する腎機能障害被験者の薬物動態パラメータ比

腎機能障害の程度 パラメータ グレカプレビル ピブレンタスビル
軽 度
(eGFR:60〜89)
Cmax 1.02(0.89, 1.17) 1.06(0.98, 1.15)
AUC 1.13(1.01, 1.26) 1.11(1.02, 1.20)
中等度
(eGFR:30〜59)
Cmax 1.05(0.77, 1.42) 1.14(0.95, 1.37)
AUC 1.30(1.02, 1.66) 1.25(1.05, 1.50)
重 度
(eGFR:15〜29)
Cmax 1.07(0.70, 1.64) 1.20(0.93, 1.55)
AUC 1.45(1.03, 2.04) 1.37(1.07, 1.77)
末期(非透析時)
(eGFR:<15)
Cmax 1.08(0.65, 1.80) 1.25(0.92, 1.69)
AUC 1.56(1.03, 2.35) 1.46(1.08, 1.97)

幾何平均比(90%信頼区間)、eGFR(mL/min/1.73m2

2.分布(外国人データ)17)〜19)

ヒト血漿蛋白結合率はグレカプレビルで97.5%、ピブレンタスビルで99.9%を上回った。ヒト血液/血漿中濃度比はグレカプレビルで0.57、ピブレンタスビルで0.62であった。

3.代謝(外国人データ)17)〜19)

血漿中には未変化のグレカプレビル及びピブレンタスビルのみが検出された。糞中にはグレカプレビルの代謝物が数種類同定された。グレカプレビルはCYP3Aで副次的に代謝される。ピブレンタスビルは代謝されなかった。

4.排泄(外国人データ)17)〜19)

グレカプレビル及びピブレンタスビルの主たる排泄経路はいずれも胆汁-糞であった。健康成人に14C-グレカプレビルを単回経口投与後、糞中及び尿中にそれぞれ投与量の92.1%及び0.7%の放射能が排泄された。健康成人に14C-ピブレンタスビルを単回経口投与後、糞中に投与量の96.6%の放射能が排泄され、尿中には検出されなかった。

5.薬物相互作用

(1)in vitroデータ20)

グレカプレビルはP-gp、BCRP及びOATP1B1/1B3の阻害剤である。ピブレンタスビルはP-gp、BCRP及びOATP1B1の阻害剤である。
グレカプレビルはP-gp、BCRP及びOATP1B1/1B3の基質である。ピブレンタスビルはP-gpの基質である。

(2)臨床試験(外国人データ)

併用薬がグレカプレビルの薬物動態に及ぼす影響

併用薬 用量(mg) マヴィレット®
(グレカプレビル/
ピブレンタスビル)
用量(mg)
例数 グレカプレビルの薬物動態パラメータ比
併用薬併用/ 非併用時(90%信頼区間)
AUC Cmax
シクロスポリン 100 単回21) 300/120 QD 12 1.37(1.13, 1.66) 1.30(0.95, 1.78)
シクロスポリン 400 単回22) 300/120 単回 11 5.08(4.11, 6.29) 4.51(3.36, 6.05)
リファンピシン 600
(初回投与)23)
300/120 単回 12 8.55(7.01, 10.44) 6.52(5.06, 8.41)
リファンピシン 600 QD23) 300/120 単回 12 1.05(0.75, 1.46) 1.40(0.95, 2.06)
リファンピシン 600 QD
(最終投与から24時間後)23)
300/120 単回 12 0.12(0.09, 0.15) 0.14(0.11, 0.19)
カルバマゼピン 200 BID24) 300/120 単回 10 0.34(0.28, 0.40) 0.33(0.27, 0.41)
アタザナビル/リトナビル
300/100 単回25)
300/120 QD 12 6.53(5.24, 8.14) 4.06(3.15, 5.23)
ダルナビル/リトナビル
800/100 QD26)
300/120 QD 8 4.97(3.62, 6.84) 3.09(2.26, 4.20)
ロピナビル・リトナビル
400・100 BID27)
300/120 QD 9 4.38(3.02, 6.36) 2.55(1.84, 3.52)
ジゴキシン 0.5 単回28) 400/120 QD 12 1.05(0.83, 1.31) 1.10(0.80, 1.50)
ダビガトラン 150 単回29) 300/120 QD 11 0.80(0.69, 0.93) 0.82(0.69, 0.97)
ラモトリギン 50 単回 300/120 QD 12 0.80(0.69, 0.92) 0.75(0.61, 0.94)
フェロジピン 2.5 単回 300/120 QD 11 0.90(0.81, 1.01) 0.86(0.72, 1.03)
アムロジピン 5 単回 300/120 QD 12 0.82(0.75, 0.89) 0.75(0.65, 0.87)
ロサルタン 50 単回 300/120 QD 12 1.00(0.90, 1.11) 0.93(0.78, 1.11)
バルサルタン 80 単回 300/120 QD 12 0.86(0.79, 0.93) 0.85(0.78, 0.94)
エチニルエストラジオール・
norgestimate
35μg・250μg QD30)
300/120 QD 9 0.95(0.78, 1.15) 1.00(0.85, 1.19)
ノルエチステロン 0.35 QD 300/120 QD 12 1.20(1.06, 1.35) 1.31(1.09, 1.57)
エチニルエストラジオール・
レボノルゲストレル
20μg・100μg QD30)
300/120 QD 12 0.84(0.77, 0.92) 0.87(0.77, 0.98)
プラバスタチン 10 QD31) 400/120 QD 12 1.44(1.25, 1.67) 1.59(1.25, 2.03)
ロスバスタチン 5 QD31) 400/120 QD 11 1.21(0.98, 1.49) 1.25(0.93, 1.67)
アトルバスタチン 10 QD31) 400/120 QD 11 0.97(0.83, 1.14) 0.90(0.70, 1.15)
シンバスタチン 5 QD32) 300/120 QD 12 0.91(0.78, 1.06) 0.80(0.65, 0.99)
Lovastatin 10 QD32) 300/120 QD 12 1.09(0.91, 1.31) 1.34(0.97, 1.85)
オメプラゾール 20 QD 300/120 単回 12 0.71(0.58, 0.86) 0.78(0.60, 1.00)
オメプラゾール 40 QD 300/120 単回 12 0.49(0.35, 0.68) 0.36(0.21, 0.59)
タクロリムス 1 単回 300/120 QD 10 1.01(0.94, 1.08) 1.07(0.94, 1.21)
ラルテグラビル 400 BID 300/120 QD 12 0.93(0.84, 1.03) 0.94(0.78, 1.12)
リルピビリン 25 QD 300/120 QD 11 0.90(0.79, 1.02) 0.87(0.74, 1.03)
エルビテグラビル・
コビシスタット・
エムトリシタビン・
テノホビルアラフェナミド
150・150・200・10 QD
300/120 QD 11 3.05(2.55, 3.64) 2.50(2.08, 3.00)
アバカビル・ドルテグラビル・
ラミブジン
600・50・300 QD
300/120 QD 12 0.75(0.69, 0.83) 0.74(0.64, 0.86)
ソホスブビル 400 QD 400/120 QD 8 0.99(0.80, 1.24) 0.98(0.75, 1.29)

Norgestimate、lovastatin:国内未発売

QD:1日1回投与、BID:1日2回投与

併用薬がピブレンタスビルの薬物動態に及ぼす影響

併用薬 用量(mg) マヴィレット®
(グレカプレビル/
ピブレンタスビル)
用量(mg)
例数 ピブレンタスビルの薬物動態パラメータ比
併用薬併用/ 非併用時(90%信頼区間)
AUC Cmax
シクロスポリン 100 単回21) 300/120 QD 12 1.22(1.10, 1.36) 1.11(0.92, 1.33)
シクロスポリン 400 単回22) 300/120 単回 11 1.93(1.78, 2.09) 1.22(1.08, 1.38)
リファンピシン 600
(初回投与)23)
300/120 単回 12 1.04(0.89, 1.22) 0.91(0.76, 1.10)
リファンピシン 600 QD23) 300/120 単回 12 0.17(0.14, 0.21) 0.21(0.16, 0.27)
リファンピシン 600 QD
(最終投与から24時間後)23)
300/120 単回 12 0.13(0.11, 0.15) 0.17(0.14, 0.20)
カルバマゼピン 200 BID24) 300/120 単回 10 0.49(0.43, 0.55) 0.50(0.42, 0.59)
アタザナビル/リトナビル
300/100 単回25)
300/120 QD 12 1.64(1.48, 1.82) 1.29(1.15, 1.45)
ダルナビル/リトナビル
800/100 QD26)
300/120 QD 8 1.16(0.98, 1.36) 0.85(0.75, 0.96)
ロピナビル・リトナビル
400・100 BID27)
300/120 QD 9 2.46(2.07, 2.92) 1.40(1.17, 1.67)
ジゴキシン 0.5 単回28) 400/120 QD 12 1.08(1.02, 1.14) 1.16(1.07, 1.27)
ダビガトラン 150 単回29) 300/120 QD 11 0.91(0.83, 0.99) 0.86(0.78, 0.96)
ラモトリギン 50 単回 300/120 QD 12 0.98(0.92, 1.03) 0.91(0.83, 0.99)
フェロジピン 2.5 単回 300/120 QD 11 1.02(0.94, 1.11) 0.97(0.86, 1.10)
アムロジピン 5 単回 300/120 QD 12 1.02(0.97, 1.08) 0.99(0.93, 1.05)
ロサルタン 50 単回 300/120 QD 12 1.02(0.95, 1.10) 1.15(1.03, 1.29)
バルサルタン 80 単回 300/120 QD 12 0.92(0.85, 1.00) 0.97(0.87, 1.08)
エチニルエストラジオール・
norgestimate
35μg・250μg QD30)
300/120 QD 9 0.92(0.82, 1.02) 1.00(0.92, 1.10)
ノルエチステロン 0.35 QD 300/120 QD 12 0.95(0.88, 1.02) 1.00(0.92, 1.09)
エチニルエストラジオール・
レボノルゲストレル
20μg・100μg QD30)
300/120 QD 12 0.83(0.77, 0.90) 0.85(0.78, 0.93)
プラバスタチン 10 QD31) 400/120 QD 12 1.23(1.13, 1.35) 1.24(1.13, 1.37)
ロスバスタチン 5 QD31) 400/120 QD 11 1.20(1.12, 1.29) 1.23(1.11, 1.37)
アトルバスタチン 10 QD31) 400/120 QD 11 1.09(0.96, 1.23) 1.05(0.91, 1.21)
シンバスタチン 5 QD32) 300/120 QD 12 1.10(0.93, 1.30) 0.96(0.79, 1.17)
Lovastatin 10 QD32) 300/120 QD 12 0.98(0.91, 1.05) 0.99(0.87, 1.13)
オメプラゾール 20 QD 300/120 単回 12 0.97(0.80, 1.18) 1.00(0.83, 1.22)
オメプラゾール 40 QD 300/120 単回 12 1.15(0.94, 1.40) 0.85(0.70, 1.03)
タクロリムス 1 単回 300/120 QD 10 1.01(0.93, 1.10) 0.98(0.87, 1.11)
ラルテグラビル 400 BID 300/120 QD 12 0.99(0.92, 1.07) 1.01(0.94, 1.07)
リルピビリン 25 QD 300/120 QD 11 0.96(0.89, 1.05) 0.97(0.89, 1.05)
エルビテグラビル・
コビシスタット・
エムトリシタビン・
テノホビルアラフェナミド
150・150・200・10 QD
300/120 QD 11 1.57(1.39, 1.76) 1.24(1.11, 1.39)
アバカビル・ドルテグラビル・
ラミブジン
600・50・300 QD
300/120 QD 12 0.72(0.65, 0.79) 0.74(0.66, 0.83)
ソホスブビル 400 QD 400/120 QD 8 1.04(0.89, 1.22) 0.99(0.82, 1.20)

Norgestimate、lovastatin:国内未発売

QD:1日1回投与、BID:1日2回投与

マヴィレット®が併用薬の薬物動態に及ぼす影響

併用薬 用量(mg) マヴィレット®
(グレカプレビル/
ピブレンタスビル)
用量(mg)
例数 併用薬の薬物動態パラメータ比
マヴィレット®併用/非併用時
(90%信頼区間)
AUC Cmax
アトルバスタチン 10 QD31) 400/120 QD 11 8.28(6.06, 11.3) 22.0(16.4, 29.6)
ダビガトラン 150 単回29) 300/120 QD 11 2.38(2.11, 2.70) 2.05(1.72, 2.44)
ジゴキシン 0.5 単回28) 400/120 QD 12 1.48(1.40, 1.57) 1.72(1.45, 2.04)
プラバスタチン 10 QD31) 400/120 QD 12 2.30(1.91, 2.76) 2.23(1.87, 2.65)
ロスバスタチン 5 QD31) 400/120 QD 11 2.15(1.88, 2.46) 5.62(4.80, 6.59)
シンバスタチン 5 QD32) 300/120 QD 12 2.32(1.93, 2.79)a
4.48(3.11, 6.46)b
1.99(1.60, 2.48)a
10.7(7.88, 14.6)b
Lovastatin 10 QD32) 300/120 QD 12 1.70(1.40, 2.06)c
4.10(3.45, 4.87)d
1.17(0.97, 1.42)c
5.73(4.65, 7.07)d
エチニルエストラジオール・norgestimate
35μg・250μg QD30)
300/120 QD 11 1.28(1.23, 1.32)e
1.63(1.50, 1.76)f
1.44(1.34, 1.54)g
1.31(1.24, 1.38)e
1.54(1.34, 1.76)f
1.24(1.08, 1.41)g
ノルエチステロン 0.35 単回 300/120 QD 12 0.94(0.84, 1.04) 0.83(0.74, 0.95)
エチニルエストラジオール・
レボノルゲストレル
20μg・100μg QD30)
300/120 QD 12 1.40(1.33, 1.48)e
1.68(1.57, 1.80)f
1.30(1.18, 1.44)e
1.37(1.23, 1.52)f
カフェイン/tolbutamide/
オメプラゾール
/ミダゾラム/
デキストロメトルファン臭化
水素酸塩 100/500/20/1/30 単回
300/120 単回 12 1.35(1.23, 1.48)h
1.10(1.03, 1.18)i
1.03(0.99, 1.07)j
0.79(0.70, 0.90)k
1.02(0.97, 1.70)h
0.93(0.88, 0.98)i
0.92(0.87, 0.97)j
0.57(0.43, 0.75)k
9 0.84(0.75, 0.94)l 0.61(0.46, 0.81)l
12 1.27(1.11, 1.45)m
1.34(1.21, 1.48)n
0.75(0.66, 0.85)o
1.32(1.21, 1.4)p
1.03(0.91, 1.17)m
1.11(0.92, 1.32)n
0.70(0.61, 0.81)o
1.10(0.96, 1.25)p
ラモトリギン 50 単回 300/120 QD 12 0.96(0.88, 1.04) 0.98(0.94, 1.02)
カルバマゼピン 200 BID24) 300/120 単回 10 1.02(0.99, 1.05)q
1.05(1.03, 1.07)r
0.98(0.95, 1.02)q
1.04(0.98, 1.10)r
リファンピシン 600 QD23) 300/120 単回 12 1.13(1.05, 1.21) 1.18(1.05, 1.32)
フェロジピン 2.5 単回 300/120 QD 11 1.31(1.08, 1.58) 1.31(1.05, 1.62)
アムロジピン 5 単回 300/120 QD 12 1.21(1.09, 1.34) 1.22(1.07, 1.39)
ロサルタン 50 単回 300/120 QD 12 1.56(1.28, 1.89)s
1.14(1.04, 1.25)t
2.51(2.00, 3.15)s
2.18(1.88, 2.53)t
バルサルタン 80 単回 300/120 QD 12 1.31(1.16, 1.49) 1.36(1.17, 1.58)
メサドン 20-120 QD 300/120 QD 11 1.02(0.98, 1.06)u
1.05(1.01, 1.09)v
0.96(0.91, 1.02)u
0.98(0.93, 1.03)v
ブプレノルフィン/
ナロキソン 6/24 QD
300/120 QD 12 1.17(1.08, 1.27)w
1.07(0.90, 1.28)x
1.30(1.19, 1.42)y
1.08(0.97, 1.19)w
0.88(0.74, 1.06)x
1.25(1.17, 1.34)y
シクロスポリン 400 単回22) 300/120 単回 11 1.01(0.95, 1.09) 0.94(0.82, 1.08)
タクロリムス 1 単回 300/120 QD 10 1.45(1.24, 1.70) 1.50(1.25, 1.82)
ラルテグラビル 400 BID 300/120 QD 12 1.47(1.15, 1.87) 1.34(0.89, 1.98)
リルピビリン 25 QD 300/120 QD 12 1.84(1.72, 1.98) 2.05(1.73, 2.43)
ダルナビル/リトナビル
800/100 QD26)
300/120 QD 12 1.29(1.18, 1.42)z
1.87(1.74, 2.02)a1
1.30(1.21, 1.40)z
2.03(1.78, 2.32)a1
ロピナビル・リトナビル
400・100 BID27)
300/120 QD 9 1.24(1.14, 1.34)b1
1.23(1.10, 1.38)a1
1.11(1.01, 1.23)b1
1.17(0.95, 1.45)a1
アタザナビル/リトナビル
300/100 単回25)
300/120 QD 11 1.11(1.03, 1.19)c1
1.30(1.21, 1.40)a1
1.00(0.90, 1.10)c1
1.21(1.05, 1.38)a1
エファビレンツ・
エムトリシタビン・
テノホビルジソプロキシルフマル酸
600・200・300 QD
300/120 QD 12 1.03(0.99, 1.06)d1
1.07(1.02, 1.12)d2
1.29(1.23, 1.35)d3
1.06(0.97, 1.14)d1
1.04(0.95, 1.14)d2
1.22(1.08, 1.38)d3
エルビテグラビル・
コビシスタット・
エムトリシタビン・
テノホビルアラフェナミド
150・150・200・10 QD
300/120 QD 12 1.47(1.37, 1.57)e1
1.42(1.32, 1.52)e2
1.12(1.09, 1.16)e3
1.06(0.99, 1.13)d3
1.36(1.24, 1.49)e1
1.29(1.22, 1.38)e2
1.07(1.00, 1.14)e3
1.04(0.99, 1.09)d3
アバカビル・ドルテグラビル・
ラミブジン
600・50・300 QD
300/120 QD 12 1.05(0.99, 1.10)f1
1.13(1.05, 1.21)f2
1.03(0.97, 1.09)f3
0.96(0.89, 1.05)f1
1.10(1.01, 1.19)f2
0.99(0.90, 1.10)f3
ソホスブビル 400 QD 400/120 QD 8 2.25(1.86, 2.72)g1
1.21(1.13, 1.29)g2
1.66(1.23, 2.22)g1
0.85(0.76, 0.96)g2

Lovastatin、norgestimate、tolbutamide:国内未発売
a:シンバスタチン、b:シンバスタチンヒドロキシ酸、c:lovastatin、d:lovastatin acid、e:エチニルエストラジオール、f:ノルゲストレル、g:norelgestromin、h:カフェイン、i:パラキサンチン、j:tolbutamide、k:オメプラゾール、l:5-ヒドロキシ-オメプラゾール、m:ミダゾラム、n:1-ヒドロキシミダゾラム、o:デキストロメトルファン、p:デキストロルファン、q:カルバマゼピン、r:カルバマゼピン-10, 11-エポキシド、s:ロサルタン、t:ロサルタンカルボキシ酸、u:R-メサドン、v:S -メサドン、w:ブプレノルフィン、x:ナロキソン、y:ノルブプレノルフィン、z:ダルナビル、a1:リトナビル、b1:ロピナビル、c1:アタザナビル、d1:エファビレンツ、d2:エムトリシタビン、d3:テノホビル、e1:エルビテグラビル、e2:コビシスタット、e3:エムトリシタビン、f1:アバカビル、f2:ドルテグラビル、f3:ラミブジン、g1:ソホスブビル、g2:GS-331007
QD:1日1回投与、BID:1日2回投与

6.心電図に対する影響(外国人データ)33)

健康成人(48例)を対象に、グレカプレビル(600mgまで)及びピブレンタスビル(240mgまで)のQTc間隔に及ぼす影響をモキシフロキサシン(400mg)陽性対照のTQT試験で検討した。グレカプレビル及びピブレンタスビルはQTc間隔を延長しなかった。

■使用上の注意 3. 相互作用(抜粋)

(1)
併用禁忌(併用しないこと):アタザナビル硫酸塩、アトルバスタチンカルシウム水和物、リファンピシン

■ 用法・用量

  • セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎の場合
    通常、成人には1回3錠(グレカプレビルとして300mg及びピブレンタスビルとして120mg)を1日1回、食後に経口投与する。投与期間は8週間とする。なお、C型慢性肝炎に対する前治療歴に応じて投与期間は12週間とすることができる。
  • セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のC型代償性肝硬変の場合
  • セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のいずれにも該当しないC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変の場合
    通常、成人には1回3錠(グレカプレビルとして300mg及びピブレンタスビルとして120mg)を1日1回、食後に経口投与する。投与期間は12週間とする。

12)社内資料:第T相試験(外国人)
13)社内資料:第T相試験〔承認時評価資料〕
14)社内資料:日本人被験者(第V相試験)の母集団薬物動態解析
15)社内資料:肝機能障害患者における試験
16)社内資料:腎機能障害患者における試験
17)社内資料:グレカプレビル吸収・分布・代謝・排泄試験
18)社内資料:ピブレンタスビル吸収・分布・代謝・排泄試験
19)社内資料:薬物動態概要
20)社内資料:薬物相互作用試験(in vitro
21)社内資料:シクロスポリン(100mg単回投与)との薬物相互作用試験
22)社内資料:シクロスポリン(400mg単回投与)との薬物相互作用試験
23)社内資料:リファンピシンとの薬物相互作用試験
24)社内資料:カルバマゼピンとの薬物相互作用試験
25)社内資料:アタザナビル(リトナビル併用)との薬物相互作用試験
26)社内資料:ダルナビル(リトナビル併用)との薬物相互作用試験
27)社内資料:ロピナビル・リトナビルとの薬物相互作用試験
28)社内資料:ジゴキシンとの薬物相互作用試験
29)社内資料:ダビガトランとの薬物相互作用試験
30)社内資料:エチニルエストラジオール・norgestimate及びエチニルエストラジオール・レボノルゲストレルとの薬物相互作用試験
31)社内資料:アトルバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチンとの薬物相互作用試験
32)社内資料:シンバスタチン及びlovastatinとの薬物相互作用試験
33)社内資料:Thorough QT試験